友達がGP静岡でTOP8になった。
2018年12月4日 Magic: The Gathering横田君がGP静岡でTOP8に入った。
横田君とは15年以上前、秋葉原にあったbig blueという店舗で仲良くなった。
当時の自分は高校生で、横田君は20歳。記憶が正しければ当時彼は役者を目指していたはず。
今では信じられないかもしれないけれど、役者を目指すだけあって、高身長でやせ型に容姿も整っておりTVに出ていても違和感がない位に男前だった。今では信じられ(ry
MTGで出会ったけれど、彼は多趣味で多彩。一緒に服を見に行ったり、ゲーセンに行ったり今は亡きザウスに連れて行ってもらったりとMTG以外で遊んでいる時間の方が楽しんでいたかもしれない。
今から15年以上も前の話なのに、年齢だけは鮮明に覚えている事には理由があって、ある日横田君が「俺ホームページやってんだよ」とにやにやしながら話し始めた。
まだインターネットも身近ではなく、MTG関連でいえば「マジックのお医者さん」なんてサイトを見てデッキのアイデアを探している時代。そんな中個人でホームページを持ってるなんて先進的で多趣味な横田君らしいなと思いながら、帰宅後に早速ホームページを開いてみると。
なぜか横田君がスーツ姿でスノーボードをしている写真が表示されて、その上には大きく強調された文字で「やらはたです」って書いてあった。
全く意味が分からず、マジックに限らず、お医者さんは必要だなと思った。
MTGに関しての彼は、所謂「我が道を行く」タイプで人の言う事を聞きやしない。
PTの話をしても「俺、他人がやってんの見ても面白くないんだわ」って返答されたことがある。
メタだとか環境とか関係なくいつでもエスパーカラーを好み、カウンターがうてる余裕ができるまでフィニッシャーを出さない。タッチで入っているはずの色の5マナのカードでダブルシンボルを要求されたりと、スタンダードを追う事を辞めてしまった自分から見ても「これデッキ?」と聞いた事があった。
その時の返答は「出ないじゃない、出すんだよ」だった。
新しいカードセットが発表されると嬉々とした表情であのカードとこのカードとこれを組み合わせたら面白い。とか平気で3枚も4枚も使うのに勝つわけではない組み合わせを話し始めたので、ギャグかと思って「いやいや世間は2枚でゲーム勝つコンボなのに面白いって」って返答したら、本気だったので驚いたり。
ゲーム中に突然「今ゆっくり話す戦場カメラマンのマネしながら、下ネタ言うのにはまってるんだわ」と言い始めたり。
負けたら「ファーック」が口癖だった。
持ち前のバイタリティでどんなに負けてもめげないし、どれだけすべっても気にも留めない。
驚異的なエピソードばかり思い出すけれど、それでも彼は他人から好かれ、MTGをやっている彼の周りには常に人がいるし、総じて周りの人間は笑顔になっている。
自分が知ってる横田君は、好きなカードを組み合わせて、好きなデッキを作り、好きなプレイスタイルで大会に出て、MTGそのものを楽しんでおり、およそ勝つプレイヤーになるようなイメージはなかった。
その後自分は結婚して子育ても始まりマジックで遊ぶ機会はめっきり減ってしまい、新セットが発売してもカードに目を通さない日々が続いている。大会のTOP8プロフィールを見ても自分よりも大半が年下になった。
自分よりも年上の横田君は持ち前の行動力で大会に出続け、ここ1~2年の間に楽しむだけでなく勝つことの喜びを覚え、勝つことにこだわり、信条である好きな色のデッキというこだわりを捨て、勝つために他人のデッキリストを見比べ、徐々に晴れる屋の大会で上位に残るようになり、日本選手権でもスタンダードを全勝するほどの実力を身につけ、ついには努力が実りGPでTOP8という結果を残した。
自分が知っている横田君ではなく、立派な競技プレイヤーに変貌していた。
MTGへの姿勢が変わった横田君だけれど、coverageに表記されている彼が最後に発した一文には、変わらない根本の性格と、変わらずに周りに人が集まる彼の人柄を表していると思った。
https://mtg-jp.com/coverage/gpshz18standard/article/0031515/
そこは「ファーック」じゃないのか。笑
おめでとう。
PT&これからも頑張れ!!
横田君とは15年以上前、秋葉原にあったbig blueという店舗で仲良くなった。
当時の自分は高校生で、横田君は20歳。記憶が正しければ当時彼は役者を目指していたはず。
今では信じられないかもしれないけれど、役者を目指すだけあって、高身長でやせ型に容姿も整っておりTVに出ていても違和感がない位に男前だった。今では信じられ(ry
MTGで出会ったけれど、彼は多趣味で多彩。一緒に服を見に行ったり、ゲーセンに行ったり今は亡きザウスに連れて行ってもらったりとMTG以外で遊んでいる時間の方が楽しんでいたかもしれない。
今から15年以上も前の話なのに、年齢だけは鮮明に覚えている事には理由があって、ある日横田君が「俺ホームページやってんだよ」とにやにやしながら話し始めた。
まだインターネットも身近ではなく、MTG関連でいえば「マジックのお医者さん」なんてサイトを見てデッキのアイデアを探している時代。そんな中個人でホームページを持ってるなんて先進的で多趣味な横田君らしいなと思いながら、帰宅後に早速ホームページを開いてみると。
なぜか横田君がスーツ姿でスノーボードをしている写真が表示されて、その上には大きく強調された文字で「やらはたです」って書いてあった。
全く意味が分からず、マジックに限らず、お医者さんは必要だなと思った。
MTGに関しての彼は、所謂「我が道を行く」タイプで人の言う事を聞きやしない。
PTの話をしても「俺、他人がやってんの見ても面白くないんだわ」って返答されたことがある。
メタだとか環境とか関係なくいつでもエスパーカラーを好み、カウンターがうてる余裕ができるまでフィニッシャーを出さない。タッチで入っているはずの色の5マナのカードでダブルシンボルを要求されたりと、スタンダードを追う事を辞めてしまった自分から見ても「これデッキ?」と聞いた事があった。
その時の返答は「出ないじゃない、出すんだよ」だった。
新しいカードセットが発表されると嬉々とした表情であのカードとこのカードとこれを組み合わせたら面白い。とか平気で3枚も4枚も使うのに勝つわけではない組み合わせを話し始めたので、ギャグかと思って「いやいや世間は2枚でゲーム勝つコンボなのに面白いって」って返答したら、本気だったので驚いたり。
ゲーム中に突然「今ゆっくり話す戦場カメラマンのマネしながら、下ネタ言うのにはまってるんだわ」と言い始めたり。
負けたら「ファーック」が口癖だった。
持ち前のバイタリティでどんなに負けてもめげないし、どれだけすべっても気にも留めない。
驚異的なエピソードばかり思い出すけれど、それでも彼は他人から好かれ、MTGをやっている彼の周りには常に人がいるし、総じて周りの人間は笑顔になっている。
自分が知ってる横田君は、好きなカードを組み合わせて、好きなデッキを作り、好きなプレイスタイルで大会に出て、MTGそのものを楽しんでおり、およそ勝つプレイヤーになるようなイメージはなかった。
その後自分は結婚して子育ても始まりマジックで遊ぶ機会はめっきり減ってしまい、新セットが発売してもカードに目を通さない日々が続いている。大会のTOP8プロフィールを見ても自分よりも大半が年下になった。
自分よりも年上の横田君は持ち前の行動力で大会に出続け、ここ1~2年の間に楽しむだけでなく勝つことの喜びを覚え、勝つことにこだわり、信条である好きな色のデッキというこだわりを捨て、勝つために他人のデッキリストを見比べ、徐々に晴れる屋の大会で上位に残るようになり、日本選手権でもスタンダードを全勝するほどの実力を身につけ、ついには努力が実りGPでTOP8という結果を残した。
自分が知っている横田君ではなく、立派な競技プレイヤーに変貌していた。
MTGへの姿勢が変わった横田君だけれど、coverageに表記されている彼が最後に発した一文には、変わらない根本の性格と、変わらずに周りに人が集まる彼の人柄を表していると思った。
https://mtg-jp.com/coverage/gpshz18standard/article/0031515/
そこは「ファーック」じゃないのか。笑
おめでとう。
PT&これからも頑張れ!!
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