「K-1の佐竹もマジックやってるらしいよ」



タイトルの通り、自分が友達にMTGをすすめられた時に言われた言葉。
格闘家として尻つぼみのまま引退してしまった今では信じられないかもしれないけれど、当時格闘技を見るのが大好きだった私はこの言葉に惹かれたのも事実だった。(というか佐竹氏の全盛期で外国人と対等に勝負していた姿は実際にかっこ良かったと思う。)


格闘家としてのピークを越え、MTGの雑誌(確かぎゃざ?)で連載をするようになり、内面を知る事でどんどん自分の思い描いていた「格闘家佐竹」像は崩れていき、フレンドパークでブラックロータスを景品に希望するというお茶の間ドン引きの偉業を達成させ、ファンであった私にすら「格闘家がMTGをしているんじゃなくて、オタクが格闘技で成功したんじゃないか?」と誤解をさせるまでになった。


そんな佐竹氏の連載で印象に残っている記事が2つあって。
1つは「当時の有名プレイヤーの方と構築済みデッキを2種類買って対戦したぜ。3回くらい連続で負けたから、デッキを交換したら連勝したぜ。デッキとしてこれいかに?」
こんな感じで文章は終わっていた。

後日談として自分が常連として通っていた店に佐竹氏と対戦した人が来店して「デッキ交換した後も余裕で勝てそうだったんだけど、怖すぎてわざと負けたら記事に書かれたんだけど」と笑っているのを聞いてなんか切なくなった。


もう一つは「格闘技で戦略を立てるときにもMTGは役に立っている。この間の対戦相手はパンチ力がすさまじかったから、あえて自分もダメージ覚悟で打ち合う戦法をとった。この感じがスーサイドブラックみたいだなって考えながら練習していたんだ。」というものだった。


この記事は日常生活を「カードゲームに例えるような大人になりたくないな」と反面教師として強烈にインプットさせ、自分はそんな大人にはならない。




はずだった…。



あまりに内容がひどいので続きは秘密に。

コメント

ゆきあ
2013年7月10日13:46

>ひ
両方ともギリギリまで引きつけるのが極意だからそれは仕方ないと思うよ。
ブレストしても打つしかないなら、それは打つしかない。

牛乳。
2013年7月10日14:55

>ゆきあ
啓示ください。笑

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